こんにちは、くじらパパです!
精神保健福祉手帳を取ろうと思っているが、どうしたらいいか分からないと感じていませんか?
初めて取ろうと思っている人には、どんなものかよく分からず、いつ取ればいいかも分からないと思います。
必要になってから取ってもいいのですが、持っているだけでもメリットの大きいものなので、条件を満たす人であれば早めに申請することをお勧めします。
この記事では、精神保健福祉手帳の申請に悩んでいる人に向けて、流れやメリットなどをご紹介したいと思います。
この記事は次のような人におすすめ!
・精神保健福祉手帳の申請を考えているが、やり方が分からない。
・持っていると、どんなサービスを受けれるかを知りたい。
・更新や変更をする時にどうしたらいいか分からない。
手帳の申請ができる人
精神保健福祉手帳の申請ができる人には次の条件があります。
①以下の診断を受けていること
- 統合失調症
- 気分障害 (うつ病や双極性障害など)
- 非定型精神病
- てんかん
- 器質性精神病(外傷、脳腫瘍、脳出血)
- 発達障害(自閉症、ADHD、学習障害)※知的障害の人は別の手帳になります
- その他の精神疾患
自分の診断が当てはまるか分からない人は、かかりつけの先生に聞いてみて下さい。
②病院を受診してから6か月以上が経過していること
病院を受診してすぐには申請できないので注意が必要です。
申請する場所
申請窓口は市区町村窓口です。
市に住んでいる人→市役所
区に住んでいる人→区役所
町・村に住んでいる人→町・村役場です
施設の中に福祉課窓口があればそこに行きますが、分からない時は窓口の人に聞いてみましょう。
不安なことがあれば、事前に電話で問い合わせしてみるのもいいかもしれまん。
準備するもの
①申請書
窓口にあります。
②診断書
前もって貰っておく必要があります。
通っている病院の先生に尋ねて、診断書を貰ってください。
聞き取りから発効まで2~3週間位かかかります。
診断書の有効期限は3カ月です。
③本人の写真(縦4㎝×横3㎝)
一年以内に撮影したものです。役所で撮影できる場合もあります。
④マイナンバーカード
⑤印鑑
⑥今の精神障害者保健福祉手帳(更新や変更手続きの人)
※更新期限は2年間です。
受け取り
審査結果は約2カ月程で出ます。
受け取りの方法は、
申請した窓口に取りに行くか、郵送してもらうかを選びます。
取りに行くのが面倒な人は郵送をお勧めします。
非該当となった場合には、不承認通知が届きます。
受けられるサービス
①公共料金等の割引
- NHK受信料免除
- 携帯電話料金の割引
- 公共施設の入場料免除
- バスの料金割引、駐車場料金の免除
- 水道料金の割引
②税金の優遇
- 所得税控除
- 住民税控除
- 相続税控除
- 贈与税非課税額増加
- 自動車税減免(1級のみ条件あり)
会社員の方は年末調整で「扶養控除等の申告書」を出す必要あり。
それ以外の方は確定申告で申告しないといけません。
③その他のサービス
- 公営住宅への優先入居
- 障害者職場適応訓練の利用
全国一律ではなく、地域よって受けれないもののありますが、生活の助けになる支援や就労に向けての様々なサービスを受けることができます。持っていないと、かなり損をしてしまいます。
まとめ
今回は精神障害者保健福祉手帳の申請の手順について解説しました。
- 診断を満たす人が、初診から6か月後に申請ができる
- 申請場所は市区町村窓口
- 申請から約2か月後に受け取れる
- 税金控除や公共料金割引など、お得なサービスが受けられる。
手帳の申請は面倒くさく、手元に来るまではメリットを感じにくいですが、手続きが終わってしまえば様々なサービスをお得に受けることができるので、余裕のある人は早めに申請しましょう。